iPhoneでマイナンバーカードが使用可能?古い機種でも大丈夫?

2025年6月24日から、ついにiPhoneでマイナンバーカードが使えるようになります!

でも「自分のiPhoneは対応してるの?」「Androidとは何が違うの?」と気になっている方も多いですよね?

そこで今回は、iPhone・Androidそれぞれの対応状況や使える機能について詳しく調べてみました!

iPhoneでマイナンバーカードはいつから使える?

2025年6月24日からiPhoneでマイナンバーカード機能の利用が開始されます[1][3]。

デジタル庁の平将明大臣が6月6日の閣議後会見で正式に発表したこの新サービスは、AppleとGoogleの連携により実現したものです[1]。

これまでAndroidでは2023年5月から「Androidスマホ用電子証明書搭載サービス」が提供されていましたが、日本国民の約半数が使用しているiPhoneには対応していませんでした[1]。

今回のサービス開始により、物理的なマイナンバーカードを持ち歩かなくても、iPhone一つで各種行政サービスが利用できるようになります!

対応機種は限られている?古いiPhoneは使えない?

iPhone 13以降のモデルが対応の中心となる見込みです[2][4]。

具体的な対応機種は以下のとおりです[4]

📌 対応機種の条件
– iOS 17.4以降がインストールされたiPhone
– iPhone SE(第2世代)以降
– iPhone XR/XS以降

残念ながら、iPhone XやSE(第1世代)以前の機種では利用できません[4]。

この制限の理由は、マイナンバーカード機能には「セキュアエンクレーブ」と呼ばれる高度なセキュリティ領域とNFC Type B対応が必要だからです[2]。

特にiPhone 15シリーズはセキュリティ領域やNFC性能が強化されており、高い互換性が期待されています[2]。

iPhoneで何ができるようになる?

iPhoneに搭載されたマイナンバーカードでは、以下のような機能が利用できます[1][7]

🔧 利用可能な主な機能
1. マイナポータルへのログイン・認証
2. コンビニでの住民票や印鑑登録証明書の発行
3. 対面での本人確認(7月中旬頃から対応予定)
4. マイナ保険証としての利用(2025年9月から順次開始)

従来はマイナンバーカードと暗証番号の組み合わせが必須でしたが、Face IDやTouch IDなどの生体認証だけで手続きが完了するようになります[7][12]。

さらに今後は、携帯電話契約や金融機関での取引、中古品買い取りなどの場面でも活用が期待されています[7]。

一方で、マイナ免許証(運転免許証機能)については、実装が特殊なためまだ対応していません[1]。

Androidでは何ができる?iPhoneとの違いは?

Androidでは2023年5月から「Androidスマホ用電子証明書搭載サービス」が既に提供されています[3][5]。

現在のAndroid版とiPhone版の主な違いは以下のとおりです

📌 Android版の特徴
– 電子証明機能のみ対応
– 属性証明機能は未対応
– メーカーごとにNFCやセキュリティ設計が異なる
– JPKI対応アプリのダウンロードが必要

📌 iPhone版の特徴
– 電子証明機能と属性証明機能の両方に対応
– Apple Wallet内で登録・利用が完結
– より多くの情報が実装される見込み
– オフラインでの本人確認も可能

iPhone版では、氏名や住所、生年月日に加えて「20歳以上」「年齢確認」の項目も用意される予定です[5]。

これにより、お酒を購入する際の年齢確認で生年月日を明かさずに20歳以上であることを証明できるようになります[5]。

設定方法と注意点は?

iPhoneでマイナンバーカードを利用するには、Apple Walletへの登録が必要です[2][4]。

🔧 登録手順
1. 「設定」アプリを開く
2. 「ウォレットとApple Pay」を選択
3. 「IDカードを追加」をタップ
4. iPhoneの背面にマイナンバーカードを当てる
5. Face IDなどで本人確認を行う

登録時によくあるトラブルとして、スマホケースを付けたままの操作やカードの位置ズレがあります[2]。

登録時はカバーを外して、NFCの感度が良い中央付近にカードを当てることが重要です[2]。

また、安全に利用するためには、iPhoneの紛失対策として「探す」アプリの設定や、万が一の場合のマイナンバー総合フリーダイヤルへの連絡方法を事前に確認しておくことをおすすめします[4]。

マイナ保険証としても使えるようになる?

2025年9月から段階的にマイナ保険証としてスマホが使えるようになる予定です[9][10]。

2025年7月からは一部医療機関で実証実験が始まり、環境が整った医療機関から順次運用が開始される見込みです[1][10]。

従来の健康保険証は2024年12月で新規発行が終了しており、マイナンバーカードへの移行が進められています[2]。

ただし、すべての医療機関が対応しているわけではないため、事前に確認が必要です[2]。

また、iPhoneのバッテリーが切れていると利用できないため、重要な受診の際は充電状況にも注意が必要ですね!

スマホでマイナンバーカードを使う時代がやってきた!

2025年6月24日のiPhone対応開始により、多くの方がスマホ一つで行政サービスを利用できるようになります!

iPhone 13以降の機種をお持ちの方は、物理カードを持ち歩く必要がなくなり、Face IDなどの生体認証で簡単に手続きが完了するようになります

Androidユーザーの方も既に電子証明機能が利用でき、今後はより多くの機能が追加される予定です

デジタル化の波はどんどん進んでいますが、セキュリティ面も含めて安心して利用できるよう準備が整ってきているのは嬉しいポイントですね!