楽天モバイルの電波状況が2025年になって悪化している?と噂になっています。
「安いけど繋がらない」というイメージが強かった楽天モバイルですが、プラチナバンドの運用開始や設備投資などの改善が進んでいるという情報もあります。
2025年4月現在、楽天モバイルの電波状況や評判はどうなっているのか、最新情報を調べてみました!
楽天モバイルの電波状況は2025年に悪化している?
楽天モバイルの電波状況について調べると、最近悪化しているという声が見つかりました。
2025年2月頃から電波が明らかに悪化している、という指摘があります。
特に人が密集するエリアで顕著で、都内の渋谷駅・新宿駅・品川駅・東京駅などの巨大ターミナル駅では電波が壊滅的な状況とのこと。
ひどい時には渋谷駅でサイトを開こうとしても、読み込みに10秒以上かかるほど。しかも東京だけでなく、名古屋駅や名駅の高島屋なども週末は全然繋がらないそうです。
特に通信状況が悪化するのは以下の時間帯
・12〜13時
・18〜21時
これはスマホ利用が集中する時間帯であり、ネットを開くのすら一苦労するほどの状況になっているようです。
電波が悪化した理由として考えられるのが、契約者増加に設備投資が追いついていないこと。実際に楽天モバイルの契約者数は右肩上がりで増えています。
・2023年8月:500万回線!
・2025年2月下旬:850万回線突破!
この急成長にインフラ整備が追いついていないのが、最近の電波不調の原因ではないかと指摘されています。
楽天モバイルは電波を良くするために何をしている?
一方で、楽天モバイルは電波品質の改善に向けて積極的な取り組みを行っています。
最も大きな動きとしては、2024年6月27日からプラチナバンドの商用サービスを開始したことが挙げられます。
プラチナバンドとは700MHz〜900MHzの周波数帯のことで、屋内や地下でも電波が届きやすいという特徴があります。
ビルなどの障害物を透過して回り込む性質があり、さまざまな地域で安定した通信ができるメリットがあります。
これまで楽天モバイルはプラチナバンドが割り当てられていなかったため、屋内や地下などで電波が繋がりにくい傾向にありました。
2024年9月現在はプラチナバンドが一部の地域で利用できるようになっており、主要都市部から順次拡大予定です。
また、楽天モバイルは2025年の設備投資額として約1500億円を計画しています。この投資によって以下の改善を進めていくとのこと。
・駅構内や地下鉄、トンネルなどの電波改善
・プラチナバンドを活用したカバレッジホールの削減
・人口集中エリアにおける混雑対策(容量対策)
2023年11月の時点で、楽天モバイルの人口カバー率は99.9%に達しており、大手キャリアと遜色ないレベルになっています。市街地では問題なく通信可能で、特別な事情がない限り実用的というレベルにまで改善が進んでいるようです。
楽天モバイルの口コミは?
楽天モバイルのユーザー評価はどうなっているのでしょうか?
楽天モバイルが約9万人のユーザーを対象に実施した調査では、約9割が「楽天モバイルに乗り換えてよかった」と回答しています。また、契約者の約8割が「契約当初と比べて通信品質が改善した」と感じているとのこと。
具体的には「ショッピングモールの地下でもつながるようになった」「主要なJR駅で圏外になることが少なくなった」などの声が寄せられています。
一方、ITmedia Mobileが2025年1〜2月に実施したアンケート調査(2009件の回答)では:
・「改善した」:35%
・「改善していない」:43%
という結果も出ています。
改善してないのかい!
・・・また、別の調査では楽天モバイルの口コミ評判の平均値は5段階評価で4.01(★★★★☆)となっていました。
楽天モバイルの良い口コミ。
・他社よりも安い
・楽天ポイントが貯まりやすい
・楽天の店舗での契約もスムーズ
楽天モバイルの悪い口コミ。
・電波が悪い
・通信速度が遅い
・カスタマーセンターの対応が悪い
楽天モバイルはこんな人には向いていない
楽天モバイルはドコモ・au・ソフトバンクの半額くらいで使えるので基本的には魅力的なサービスですが、向かない人もいるようです。
以下のような人には楽天モバイルは不向きかもしれません:
・巨大ターミナル駅によく行く人
・電車でゲームや動画視聴する人
・電波が悪いとイライラする人
・スマホ依存症の人
実際、人が混む時間帯に渋谷駅・横浜駅・名古屋駅・梅田駅あたりに行くと、電波が悪すぎて”iPhoneが文鎮化”するレベルということもあるようです。
逆に、地方だと人が少ない分、電波は割と快適とのこと。また、電波が悪くても割り切れる人や、あらかじめダウンロード済みのコンテンツを使うなどの工夫ができる人には、楽天モバイルはおすすめできそうです。
楽天モバイルは2025年現在使えるのか?状況まとめ
楽天モバイルの2025年4月現在の状況をまとめると:
1. 大都市の混雑エリアでは2025年2月頃から通信品質が悪化している
2. 契約者数の急増(850万回線)に設備が追いついていない可能性がある
3. プラチナバンド導入や約1500億円の設備投資など、改善への取り組みを進めている
4. ユーザー評価は概ね良好で、多くのユーザーが「乗り換えて良かった」と感じている
5. 通信品質の評価は統計によってばらつきがあり、改善を実感している人と実感していない人に分かれる
結論としては、楽天モバイルは2025年現在、使い方や場所によって評価が大きく分かれる通信サービスと言えそうです。料金の安さを重視し、混雑エリアや時間帯での使用が少ない人には魅力的な選択肢となりそうです。
ただし、今後約1500億円の設備投資によって、混雑エリアの問題やプラチナバンドの拡大などが進めば、さらに使いやすいサービスになる可能性もあります。自分の利用スタイルに合っているかどうかをよく検討して判断するのがよさそうですね。