世界中どこでも見かけるマクドナルドですが、実際に何店舗あるのか気になったことはありませんか?
黄金のアーチが目印のこのファストフードチェーンは、想像以上の規模で世界展開しているんです。
今回は公開されているデータを元に、マクドナルドの店舗数とその増え方について調べてみました!
マクドナルドの現在の世界店舗数はどれくらい?
2024年時点で、マクドナルドの世界店舗数は約40,000店舗に達しています。
これは100カ国以上に展開している驚異的な数字で、まさにグローバル企業の代表格といえそうです。
面白いのは、この店舗数の約95%がフランチャイズ店舗だということ。
つまり、ほとんどの店舗が地域の経営者によって運営されているんです。
これが世界各地での急速な拡大を可能にした要因の一つかもしれませんね。
店舗密度が高い地域を見てみると、アメリカが最多で約13,500店舗、続いて中国が約5,500店舗となっています。
日本も約2,900店舗と、アジア地域では中国に次ぐ規模を誇っているんです。
店舗数の増加推移はどんな感じなの?
マクドナルドの店舗数推移を振り返ってみると、その成長ぶりがよくわかります。
1970年代には世界で約3,000店舗だったのが、1990年代には約12,000店舗に急拡大しました。
特に2000年代以降の成長が目覚ましく、新興国市場への進出が加速したんです。
中国市場への本格参入や、インド、ブラジルなどの人口大国での店舗展開が大きく貢献しています。
・1970年代:約3,000店舗
・1990年代:約12,000店舗
・2000年代:約25,000店舗
・2010年代:約35,000店舗
・2020年代:約40,000店舗
この数字を見ると、ほぼ10年ごとに大幅な成長を遂げていることがわかりますね。
ただし、近年は成熟市場での新規出店よりも、既存店舗のリニューアルや効率化に重点を置く傾向も見られます。
日本国内の店舗数はどう変化している?
日本マクドナルドの店舗数は、現在約2,900店舗となっています。
実は、この数字は2000年代後半の約3,800店舗をピークに、一度大きく減少した経緯があるんです。
2014年頃に食品安全問題などの影響で店舗数が約3,000店舗まで減少しましたが、その後は安定した経営を続けています。
最近では都市部の好立地店舗への集約や、デリバリーサービスの充実に力を入れているようです。
面白いのは、日本では24時間営業店舗の割合が他国より高いこと。
コンビニ文化の影響もあって、深夜営業のニーズが根強いのかもしれませんね。
地域別では、やはり東京都が最多で約400店舗、大阪府が約250店舗と続いています。
世界展開で見える面白い特徴は?
マクドナルドの世界展開を調べてみると、各国の特色が反映されていて面白いんです。
店舗数だけでなく、その国の文化や食習慣に合わせたメニューも展開しているのが特徴的ですね。
アメリカ以外で店舗数が多いのは、中国、日本、ドイツ、イギリス、カナダの順となっています。
特に中国では2000年代以降の出店ペースが目覚ましく、今後も成長が期待される市場です。
一方で、人口に対する店舗密度を見ると、また違った傾向が見えてきます。
カナダやオーストラリアなど、比較的人口の少ない先進国での店舗密度が高くなっているんです。
これは経済水準や消費文化の違いが影響していると考えられます。
マクドナルドの規模感がよくわかった
調べてみると、マクドナルドの世界40,000店舗という数字の大きさがよくわかりました。
1970年代から約50年で10倍以上に成長したその拡大ぶりは、まさにグローバル化の象徴といえそうです。
日本でも身近な存在のマクドナルドですが、世界規模で見るとその影響力の大きさに改めて驚かされます。
今後も各国の文化に根ざしながら、さらなる展開を続けていくのかもしれませんね!