車で買い物に行ったとき、車から降りずに商品を受け取れるドライブスルーはホントに便利ですよね!
特にマクドナルドのドライブスルーを利用する人は多いのではないでしょうか?
しかし、マクドナルドが日本でドライブスルーを始めたのはいつだったのか、気になったことはありませんか?
実は1977年という意外に古い時代から始まっていたんです!
調べてみました!
マクドナルドが日本で初めてドライブスルーを始めたのはいつ?
マクドナルドが日本で初めて本格的なドライブスルー方式を導入したのは1977年のことだったんです。
場所は東京都杉並区にあった環八高井戸店で、当時としては画期的なサービスとして注目を集めました。
この環八高井戸店は高速道路の入り口に近い立地の良さもあって、開店当初からかなりの賑わいを見せていたそうです。
マクドナルド自体が日本に進出したのが1971年でしたので、比較的早い段階でドライブスルーサービスに着目していたことがわかりますね。
実は日本初のドライブスルーはマクドナルドではない?
おもしろいことに、日本で最初にドライブスルーを始めたのは実はマクドナルドではありませんでした。
1965年に東京都中央区の山本海苔店が、車に乗ったまま海苔を購入できるサービスを開始していたのです。
また、飲食店では1976年に新潟県長岡市のフレンド喜多町店がドライブスルーを導入していました。
フレンドの創業者がアメリカの研修旅行でファストフード店のドライブスルーを見て、車社会の発展に対応するために導入を決めたのがきっかけだったそうです。
マクドナルドのドライブスルーが特別だった理由は?
では、なぜマクドナルドのドライブスルーが注目されたのでしょうか?
それは「本格的なドライブスルー方式」を採用したからなんです。
先行する他店のサービスに比べて、より効率的で本格的なシステムを構築していました。
ところで、マクドナルドは1980年代から新店オープンの大きなアピールポイントとしてドライブスルーを活用するようになり、当時の新聞記事でも新店舗がドライブスルー店であることを強調する報道が多く見られました。
この戦略的な展開が、マクドナルド=ドライブスルーというイメージを定着させる要因となったのです。
現在のマクドナルドドライブスルー事情
現在、マクドナルドは全国に数多くのドライブスルー対応店舗を展開しています。
そういえば、最近では公式アプリでの注文と決済によって、ドライブスルーの利用がより便利になる「ドライブスルー モバイルオーダー」も全国展開されているんです。
さらに、車に乗ったまま店舗の駐車場で受け取りできる「パーク&ゴー」というサービスも2024年末時点で1200店舗以上に導入されているそうです。
時代とともにサービスは進化し続けているのです。
車社会に合わせて進化し続けるサービス
マクドナルドのドライブスルーが1977年に始まってから、もう40年以上が経過しました。
当初は画期的だったこのサービスも、今では私たちの生活に欠かせないものとなっています。
山本海苔店やフレンドといった先駆者たちの挑戦があったからこそ、現在の便利なドライブスルー文化があるのだと思うと感慨深いですね。
これからもきっと、車社会のニーズに合わせてさらに便利なサービスが登場することでしょう!