Instagramアカウントを完全に削除する方法と注意点

「インスタをもう使わないから、アカウントを完全に消したいんだけど、どうやったらいいの?」

そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

実は、Instagramのアカウント削除は思っているより複雑で、知らないと後悔する落とし穴がいくつもあるんです。

今回は、Instagramのアカウントを完全に削除する方法を、初心者の方でもわかりやすく調べてみました!

アカウント削除と一時停止の違いって何?

まず最初に理解しておきたいのが、アカウント削除と一時停止は全く別物だということです。

一時停止は、いわばアカウントを一時的に隠すだけで、いつでも復活させることができます。

一方、アカウント削除は完全に不可逆的な操作で、一度削除してしまうと二度と元に戻すことができません

📌一時停止と削除の主な違い

一時停止の場合、以下の状態になります。

1. プロフィールと投稿が他のユーザーから見えなくなる
2. いつでもログインして復活可能
3. データは保持されたまま

対して削除の場合は、こんな感じです。

1. 投稿、フォロワー、プロフィール情報がすべて消える
2. ユーザーネームも再利用不可能になる
3. 30日後に完全消去(復元不可)

つまり、「少し休憩したいだけ」なら一時停止、「もう二度と使わない」なら削除を選ぶことになります。

削除前に絶対確認しておくべきことは?

アカウントを削除してから「しまった!」となっても、もう手遅れです。

削除作業に入る前に、必ずチェックしておきたいポイントがあります。

📌削除前の必須チェック項目

1. 大切な写真や動画のバックアップを取る
2. 正しいアカウントにログインしているか確認
3. ログイン情報(パスワード)を覚えているか確認

特に複数アカウントを持っている方は、間違って別のアカウントを削除してしまう可能性があります。

実際に削除作業を始める前に、削除したいアカウントのプロフィール画面で自分のユーザーネームを確認しておきましょう。

また、Instagramには自動でデータをバックアップしてくれる機能はないので、思い出の写真や動画は手動で保存しておく必要があります。

一度削除してしまうと、これらのデータは永久に失われてしまうからです。

スマホアプリから削除する方法はどうやる?

以前はスマホのアプリからアカウント削除ができませんでしたが、現在は可能になっています。

ただし、削除メニューは設定画面の奥深くに隠れているので、見つけるのがちょっと大変です。

🔧アプリからアカウント削除する手順

1. Instagramアプリを開いてプロフィール画面に移動
2. 右上の三本線メニューをタップ
3. 「アカウントセンター」を選択
4. 「個人の情報」をタップ
5. 「アカウントの所有権とコントロール」に進む
6. 「利用解除または削除」を選択
7. 削除したいアカウントを選ぶ
8. 「アカウントの削除」を選択して「次へ」
9. 削除理由を選択して「次へ」
10. パスワードを入力
11. 「アカウントを削除」で完了

この手順は少し複雑ですが、慣れてしまえばそれほど難しくありません。

重要なのは、各ステップで間違いがないか慎重に確認することです。

特に複数アカウントを持っている場合は、削除対象のアカウントを間違えないよう注意が必要ですね。

パソコンのブラウザから削除する方法は?

パソコンを使った削除方法は、スマホアプリよりもシンプルで分かりやすいかもしれません。

画面が大きいので操作ミスも少なく、確実に削除作業を進められます

🔧パソコンブラウザからの削除手順

1. ブラウザでInstagramの削除専用ページにアクセス
2. 削除したいアカウントでログイン
3. 削除理由をプルダウンから選択
4. パスワードを入力して本人確認
5. 「アカウントを削除」をクリックして完了

パソコンからの削除では、専用の削除ページに直接アクセスできるため、迷わずスムーズに作業を進められるのがメリットです。

また、大きな画面で各項目をしっかり確認できるので、間違いを防ぎやすいんです。

削除ページのURLは「instagram.com/accounts/remove/request/permanent/」なので、ブックマークしておくと便利ですよ。

削除後の30日間猶予期間って何?

Instagramでは、アカウント削除をリクエストしても、すぐには削除されず30日間の猶予期間が設けられています。

これは「やっぱり削除したくない!」と思った時の救済措置なんです。

📌30日間猶予期間の仕組み

猶予期間中の状態はこんな感じです。

1. アカウントは他のユーザーから見えなくなる
2. この期間中にログインすると削除がキャンセルされる
3. 30日経過後は完全削除(復元不可能)

30日を過ぎてしまうと、もう二度とアカウントを復活させることはできません

つまり、もし削除を後悔した場合は、30日以内にログインする必要があるということです。

この猶予期間があることで、うっかり削除してしまった場合でも安心ですが、逆に言えば本当に削除したい場合は30日間待つ必要があります。

削除リクエスト後は、完全削除まで最大90日かかる場合もありますが、30日を過ぎれば復元は不可能になります。

アプリを削除してもアカウントは残る?

よくある勘違いが、スマホからInstagramアプリをアンインストールすればアカウントも削除されると思ってしまうことです。

でも実際は、アプリを削除してもアカウントはInstagram上に残り続けています。

📌アプリ削除とアカウント削除の違い

アプリをアンインストールした場合の状態です。

1. スマホからアプリは消える
2. アカウントはInstagram上に残存
3. 他のデバイスからはアクセス可能
4. 投稿やプロフィールもそのまま

つまり、アプリを消しただけでは何も変わらないということです。

本当にアカウントを削除したいなら、必ずInstagramの公式な削除手続きを行う必要があります。

「アプリを消してもアカウントは消えない」この点は絶対に覚えておきましょう!

削除できない時の対処法はある?

時々、削除手続きを進めようとしても、うまくいかない場合があります。

そんな時に試したい対処方法をいくつか紹介しますね。

🔧削除がうまくいかない時の対処法

1. ブラウザのキャッシュをクリアする
2. 別のブラウザで試してみる
3. パスワードを正確に入力し直す
4. 時間をおいて再度挑戦する
5. スマホアプリとパソコンを使い分ける

特に多いのが、パスワードの入力ミスです。

パスワードを間違えると削除手続きが進まないので、確実に正しいパスワードを入力しましょう。

また、ネットワークの状況が悪い時も手続きが失敗することがあります。

Wi-Fiの接続が安定している時間帯に、落ち着いて作業することをおすすめします。

それでもうまくいかない場合は、しばらく時間をおいてから再度挑戦してみてください。

Instagramアカウントは完全削除で新しいスタートを

Instagramのアカウント削除は、一度実行すると元に戻せない重要な決断です。

30日間の猶予期間はあるものの、それを過ぎれば完全に復元不可能になってしまいます。

削除前には必要なデータのバックアップを取り、本当に削除していいのかじっくり考えてから実行してくださいね。

スマホアプリからでもパソコンからでも削除は可能ですが、確実性を重視するならパソコンのブラウザからの操作がおすすめです。

新しいスタートを切りたい方にとって、アカウントの完全削除は有効な選択肢の一つになりそうですね!